【プロ厳選】サーフィン初心者が使うべきサーフボードTOP3
サーファーにとって、初めて使ったサーフボードは思い入れが強く、いつまでたっても忘れられないものです。サーフボードは、サーフィンの基礎を学ぶうえでキーポイントとなるので、最初の波に乗るためにも、正しい情報に基づいた決断をしましょう。初心者向けのサーフボードには、具体的かつ明確な特徴がいくつかあります。まず、サーフィンを初めて習うとき、あるいは友人や親戚に波乗りを教えるとき、最初に考慮すべきなのは体重と身長です。ボリュームは浮力のために必要です。優れた初心者向けのサーフボードは高い浮力を持ち、サーファーがうまくバランスをキャッチし、たとえ失敗やミスステップをしても簡単に回復するようサポートしてくれます。また、ほとんどの場合、ストリンガー技術も搭載されています。つまり、サーフィン初心者は、まだ不慣れな時期にできるだけ多くの波に乗れるよう、ソフトトップボードを購入するべきなのです。
第1位 Pyzelの「JJF Log」
従来の初心者向けサーフボードは、非常に重くて、低品質な発泡スチロールの板でできており、ビーチに直行するのにしか適していませんでした。ところが今では、世界的に有名なシェイパーから、初めてのサーファーでも簡単に波をキャッチできるだけでなく、スキルアップを促すようなモデルが数多く販売されています。中でも、Pyzel社の「JJF Log」は、この新しいタイプの学習用サーフボードの優れた製品の一つです。世界タイトルを2度も獲得し、同世代のベストサーファーの一人であるジョン・ジョン・フローレンスと、世界で最も尊敬されるシェイパーの一人であるジョン・パイゼルがデザインしたことを考えると、その高い品質にも納得がいくでしょう。このサーフボードを使えば、実に簡単に波に乗ることができますが、波のフェイスに沿ってトリムしたり、ターンしたり、カットバックをしたりと、操作のしやすさも文句なしです。
第2位 TIKIの「EPIC 6’6”」
ソフトトップボードは市場にいくつか販売されていますが、TIKI社のEPICシリーズは筆者が見た中で最も美しいラインナップの一つです。クラシックなフォームコアと、剛性を高めるために木製ストリンガーでしっかりと作られているうえ、コアは2層の6オンスファイバーグラスで包まれ、4mmのソフトで丈夫なEVAデッキスキンとハードボトムで仕上げられた結果、よりスピードのあるサーフボードとなっています。この6フィート6インチ53リットルのサーフボードは、ロングボードやミニマルよりも小さく扱いやすいので、若者や体重70kg以下の初心者に非常に適しています。自分はそこまで小柄じゃないという人も安心しください。EPICシリーズは現在、大柄なサーファー向けにも様々な長さのボードを販売しているほか、ベテランサーファー向けに6’と5’6″のフィッシュも販売しています。
第3位 Ospreyの「6ft Wood Foamie」
このOsprey社によるサーフボードは、Hold Fast社の製品に比べ、長さが短く、よりパフォーマンスを重視したシェイプをしているので、スピードを出すための「カットバック」や「パンピング」といった難しい波のフェイスのマニューバーが簡単にできるようになります。とはいえ、ケリー・スレーターのような熟練プロサーファー向けのモデルとかではなく、あくまでもサーフィン初心者向けのモデルです。水中での信頼感を与えるソフトフォームのアウターシェルを備えているうえ、ボリュームが大きいので最小限のパドリング力で波を捉えることができます。ただし、短めのサイズなので、大柄な大人のサーファーが扱うには難しいかもしれませんが、若者やスリムな体型の人には理想的なモデルです。また、経験豊富なサーファーで、安価かつ夏場に持ち運びが簡単なサーフボードを探している人にとっても、コンパクトで便利なアイテムとなるでしょう。